磐梯
・恵日寺
 

磐越西線大寺駅の北側の本寺にあり、大同2年弘法大師の創立になり、会津仏教文化がけんらんと咲くに至った由緒深い寺であったが天正年中芦名、伊達両氏の戦いで坊舎が兵火にあい、ただ金堂のみ免れ会津五薬師の一つである、丈六の薬師如来を安置してあったが明治6年に再度炎上し、後に寺院だけが再建された。三重塔、金塔、講堂跡、塔坊の遺跡及び三鈷、大鉄鉢、紙本、田植古歌、墨一巻、大古図など見るべきものが多い。

・徳一廟
 

高僧徳一大師は比叡山で伝教大師と論争して譲らざる知識で広辺名人だった。弘法大師に恵日寺をたくされて会津の祭ごとを司り終生の地とした死後この地に葬られたとされている。

・乗丹坊の墓
 

五輪の塔がある寺内にあり、治承年中木僧義仲追討のため、越後城の四郎長茂に従い会津四郡を率いて信濃の横田河原に戦ったが全軍敗走した。

・如蔵尼の墓
 

如蔵尼は平将門の三女で将軍滅亡後恵日寺に隠れていたという話があり、絶世の美女で、今昔物語の演劇滝夜叉姫の名で有名である。

・木挿桜
 

磐梯神社の境内にある名桜であり昔、乗丹坊が木挿したものだと伝えられている。

・磐梯中の湯温泉
 

国立公園磐梯中腹の温泉で、正保二年磐梯町大字大谷字落合鈴木重次の開いた所、胃腸病に効果があり、周辺にはハイキングコース、スキーコースもある。

・雄国沼
 

大寺より小中野を経て、金堂山にかかり、雄国沼に出る、大寺より源橋西の入厩山をかけて大明神を拝し雄国沼にでる、赤技より扇峰を左にかけのぼり天狗岩に出て、雄国に達する等三本のコースがある。旧猫魔火山口湖であり、湿原性の大植物が有名である。